気がつけば令和のドアの前/ 2019.4
2019へむかうmynote / 2018
2018年は、絵を再開して7年。いろいろな意味で、続けることの困難が極まった年です。ですが、まったくあきらめる気配もなく、ただただ淡々とできることだけ続けている毎日。とてもとても暑い夏がひと段落、秋の気配が濃くなりました。これは、2019年にむかって、ひとつずつ実現するためのmynote。
あえて、思い立った9月から始まるノートにしました。
ページの割り付けの勉強のため、全部手描きで手作りのシールを貼り、いつでも解体できる糸かがりにしました。
美術館や博物館の催しで興味深いものが多く、トコトコと出かけます。「世界を変えた書物」展で見た、分厚い大きな本の天地小口が、裁ち落としされずに漉いたままのミルフィーユ状になっているのをナマナマしく大感動。早速作りたくなり、買ってきたタブロイドの一部を表紙にして、柔らかいゴムバンドで押さえました。
ハードカバー・柔らかノート/ 2017
SKETCHBOOK~心静かな時間つくる。
はじめてオリジナルプリントした生地(帆布)使用の表紙で、ノートタイプとスケッチブックタイプを作りました。白いページになに描こうかなあって思うだけでおだやかな気持ちになるように思いをこめて作りました。
2017.8/5~30 まるみず組ショップにて展示。
ONE~TEN NOTEBOOKS
第10回まるみず組製本コンクール まるみず賞いただきました。
まるみず組さん10周年記念にお祝いと私自身の10周年に向けての目標の意味もこめて、制作ノートを10冊作りました。
思いつきは気まぐれで、3歩歩くとなんだっけになりがち。いつもノートや紙きれを持ち歩いているのですが、ペンをさして、軽量で、しかも粗悪な紙でじゅうぶん足りるノート。収納の箱も失敗しながら。。。ぎりぎり完成させました。
手になじむ柔らかさで小さくて軽いノート
先生いわく、『なんちゃって丸背』の手のひらサイズ。
布貼りで、新品はパリッとしているけど、使ううちに手になじんでどんどん柔らかくなるんでしょう。なんだかこういうの懐かしいと思って、よくよく考えたら、若いころいつもめくっていた辞書の作り方ですね。丸背の作り方の学習が先延ばしになっている私ですが、ノートに根気強く日々の思い付きを描いていくと、どんな落書きも、小さな殴り書きも参考書なみにいろんなことを教えてくれたりするので、自分だけのノートは、自分にしかわからない辞書ともいえるものになっていくのが面白いです。
新生活を始める人へ
年の瀬、春を想う小花の箱と手製本
手作りの花と(onaga作)四季折々の手製本 2016
2017年のための手帳たち
残暑が残る9月から早足で秋深まる10月へ。時間はスピードをあげて過ぎていきます。2016年の後半に入って、手帳のデザインをいくつか作りました。限定的な完全受注でいくつかお作りしました。スケジュール帳の用意が毎年ギリギリでしたから、今年は自分で印刷して早めに仕上げようと思いました。
マス目と地模様だけ印刷して、あとは手描きで描きこむことにしました。地模様の入り方や割り付けが難しいということも分かりました。目標となっている「大きな手のママとぼくの本」を作るためのインスピレーションをいくつか得ることができました。これから勉強する予定の、丸背の大きな本が出来上がったら、いよいよ私のおはなし絵を描きこんでいきます。
プレゼント包み紙で豆本 2016クリスマス
思いがけなく贈り物をいただいて、包み紙があまりにかわいかったので、一つ一つ思いきり手間をかけて作りました。ちなみに、素材は、一年手製本して余った端切れなどを使用して年の瀬のしめくくり。クリスマスの図案集ができたら素敵。
春の和 ~ 2016.春
和の空気が好きな人のために、手織りを埋め込んだ色筆ペンで描く、持ち歩くというより、机やテーブルの片隅に置いて、徒然なる日常を記して本にする。
はじめてのオリジナル製本
わら半紙や象さんペーパー。
手触りが大好きなノート 2014. 秋
2014秋はじめて本格的にデザインして作ったものです。本文をクロッキー用紙で250ページ以上。横浜のカモメをモチーフにして20代の頃描いたものが引き出しにあったので懐かしくて使いました。
絵表紙の本は、象さんのうんちで作った紙を表紙に使用して、中身は、わら半紙を使用。128ページの手製本。手触りが大好き。