このオナガはまだ飛べない雛です。
家のそばの木の下に落ちているのを家族が保護しました。
その晩は、台風が来るというニュースで、お天気がどんどん悪化していく中、一度は家の中に入れてみましたが、落ち着かないオナガの様子を見て、
外の石のかげにそっと戻してやりました。
悪天候なら、ネコやヘビにおそわれることもないだろうと判断したわけですが、その晩は大荒れの天候で雨よりも突風が吹きすさんでいました。
その晩は心配しましたが、ひどい嵐の中でもこの子はしっかりとがんばって、翌日は、こちらの見える高いところで親鳥と鳴きあっ て交信。
その翌日には、無事に親鳥と去ったようです。とてもうれしいことでした。こんな不思議な体験をしたのは、つい最近のことです。
私は、小さな子桜インコさんを家で飼っていました。
その鳥さんは、毎日家の周辺で鳴く鳥さんたちの声をまねて、器用に鳴き分けていました。きちんと応答しているよう に感じることがありました。バイリンガルなのかもしれないと思ったのです。そうでなければ、鳥は縄張り争いの朝のさえずりや敵 の様子を知ることができないのではないかな。と思いました。私たちに対しては、まるで人間のようなしぐさや鳴き方でコミュニケーションを取って くるのが不思議でした。2013年夏の終わりに~