・・・おはなしのおはなし  story 1~(2011~)

おじいさんとおばあさんは、絵本をとどけるおしごとのために、べつべつのいえを行ったり来たりしてくらしてきました。

ふたりは、さびしがりやのこのこに ふたりにとってのとくべつな本をあずけています。

 

たいせつな たいせつなこのこが、たくさんのふしぎな世界をひらいて しあわせにすごせるように・・・・。

 

ふたりは、このことちいさなお約束をかわします。

それが、どんなお約束だったのか、みつけてください。

 

私は、ながいじかんをかけて、絵本や手製本を作ってきましたが、

この絵本は、最初の一冊です。

 

この本には、たくさんの本が出てくるので、その本も作ります。

一冊一冊の本を楽しく作っていきます。

相変わらずのんびり作っているのですから、どうか、のんびり待っていてくださいね。

 

 

 

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大きな人たちは、シュバルさんのお城にいた3人の大きい人でイメージした存在。
大きな人たちは、シュバルさんのお城にいた3人の大きい人でイメージした存在。

ちいさなこたちが 大きな手のママと作る絵本。 

始めたころは、誰からもまったく相手にされていなかったけれど(笑)、今では目を丸くして、興味を持ってくれる人たちもいて励みになっています。

始めたころは、これ以上続けられないかもと思うことも度々。

「やめても、始めたくなったらまた始める人でしょう」、と言ってくださった人の言葉が今でも心に残ります。人生の雑多な課題に追いまくられていた気がしたけど、ようやく一つの成果に近づいてきました。生涯に一つ不思議な仕事を与えてもらった。

これを始めてからは、大変生真面目に毎日勉強、続けるために働き、歩き回り、夢中にこれを完成するためのことばかり、家族もあきれ果て、私はごそごそと続けています。

 

フンデルト・ヴァッサーさんの屋根を歩く家からイメージしました。
フンデルト・ヴァッサーさんの屋根を歩く家からイメージしました。
ごめたんの書庫 立体物作る前に家の絵を完成させる。
ごめたんの書庫 立体物作る前に家の絵を完成させる。

この子たちの関係は、ペットと飼い主ではないのですね。私の小さいころには、いろんな動物さんと毎日同じ場所で会うなんてことも普通のこととしてあったのですね、そういう記憶が生んだ大切な男の子の友達です。動物さんというのは、いつしか人生の一部分、大切な心の一部にも値する存在になるけど、別れは早くにやってくるもので、そういう愛しさや切なさをこめて描きたいと思った動物さん。そのため、幻のようなこの世には存在しない姿形をしているんです。

ボクぞうくんは、歩いたりできちゃうぞうさんの木

 


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